13日、「イージス・アショア虚偽調査」野党合同ヒアリング

2019年06月14日

 

13日、国会内で「イージス・アショア虚偽調査・武器爆買い問題野党合同ヒアリング」を開催。日本共産党からは、赤嶺政賢・高橋千鶴子の両衆院議員と井上哲士参院議員と私が出席しました。

私は、5日の外務委員会での質疑で取り上げた、防錆省が昨年5月の「統合機動防衛力構築委員会」で、二つの演習場(秋田市の新屋演習場・山口県萩市のむつみ演習場)を候補地選定したときの「原議資料」を示し、再度、候補地の選定理由に関する核心部分はすべてが黒塗りになっていることを指摘。

 

合同ヒアリング3

 

黒塗りの理由について、原田憲治防衛副大臣は「公表すれば国民の間に混乱を生じさせる恐れある」「他国との信頼関係が損なわれる恐れがある」と弁明し、答弁を回避したことを批判。

 

合同ヒアリング2

 

さらに、二つの演習場を候補地選定した本当の理由を、国会にも、地元自治体や住民にも、一切隠していたことが、この「原議資料」の提出を受けて分かった。愚弄するにもほどがあると主張。

 

DSC_0747 野党合同ヒアリング

 

しかし、防衛省の担当者は、外務委員会での原田防衛副大臣の答弁を繰り返すだけで、何も答えることができませんでした。

 

合同ヒアリング1

 

防衛省は「丁寧な説明」「誠意ある対応」と繰り返すが、イージス・アショアの配備候補地の選定に関して、最も重要な情報は一切公表していない、そのうえ、誤ったデータで説明をするなど、到底、丁寧な説明・誠意ある対応とは言えないと指摘。

私どもはイージス・アショア(ミサイル基地建設)は、根本的に反対だ。

しかし、住民の意見を尊重するのは当然で、丁寧な説明、誠意ある対応というならば、候補地選定の核心部分を黒塗りにするのではなく、包み隠さず、公表・説明せよと強く求めました。

 

DSC_0759 野党合同ヒアリング

 

14日に、秋田市の新屋演習場に野党国対委員長を中心に視察に行きます。