「年女・男」共同通信インタビュー掲載

2019年01月3日

 

亥(い)年の2019年に年男、年女を迎える国会議員は76人。片山さつき地方創生担当相や日本維新の会の片山虎之助共同代表らが名を連ねる。統一地方選と参院選が続く、12年に1度の「選挙の年」に向け、それぞれが決意を新たにした。

 

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84歳になる1935年生まれは維新の片山氏のみ。維新は本部を置く大阪で知事、市長のダブル選の構えを示しており、「勝負の年だ。われわれが強くなることが国のためになる」と意気込みを語った。

47年生まれと59年生まれはそれぞれ25人。72歳となる自民党の林幹雄幹事長代理は「一意専心。ベストを尽くす」、公明党の井上義久副代表は「政治の安定を図る試金石になる。与党でしっかりと(参院選で)過半数を確保したい」と強調。一方、共産党の穀田恵二国対委員長は「党の躍進を勝ち取りたい」と闘志を燃やした。 参院本会議で代表質問する日本維新の会の片山虎之助共同代表=10月31日、国会内  還暦を迎える59年生まれの片山担当相は地方創生や規制改革などを挙げ、「確実に結果を出していく」と抱負を表明。自民党筆頭副幹事長として表舞台に復帰した稲田朋美元防衛相は「政治のダイナミックさを感じる場所で勉強できるいい機会だ」と語った。

立憲民主党の逢坂誠二政調会長代行は来年の選挙を「政権交代につなげたい」、国民民主党の原口一博国対委員長は「まっすぐに信じた道を行く年にしたい」とそれぞれ語った。

48歳になる71年生まれは21人。改選を控える公明党の山本香苗参院副会長は「猪突(ちょとつ)猛進で勝たなくちゃいけない」と早くも臨戦態勢。36歳となる83年生まれは4人で、自民党の今井絵理子参院議員は「一人前の政治家と認められるように頑張る」と語った。(2018/12/30-18:39)