翔鸞学区「秋のつどい」で講演、質問に答える//第61回「上京民商定期総会」で挨拶

2018年11月2日

 

遅くなりましたが、報告です。

28日午後、翔鸞学区の「秋のつどい」に参加し、さこ祐二府議、くらた共子市議とともにお話しし、質問に答えました。

 

翔鸞

 

私は、「安倍首相が臨時国会を前に9条改憲を明言するなどは絶対に許されない」と、まず今国会の特徴をお話しするとともに、沖縄知事選、豊見城市長選、那覇市長選、そして京都では大山崎町長選と、「市民と野党が共闘したたかえば、政治が大きく動き、変わる状況が生まれている」と強調。当面する改憲阻止、消費税増税ストップのたたかいに全力を尽くす決意を述べました。

同時に、「こうしたたたかいの大きな土台に市民と野党の共闘のたたかいの深化がある。この内容は、ぜひ『前衛』11月号をお読みいただきたい」と強調。野党共闘の深化の内容として、①野党共同ヒアリングでの追及と共同、②国会内での野党合同集会の努力、③市民との共同のたたかいについて述べ、「こうした努力と探求を、さらに参議院選挙での共闘、『本気の共闘』に高めるためにいま努力している」「この共闘のさきがけは、実は蜷川民主府政を誕生させた京都のたたかい。『京都では、なかなか野党共闘がうまくいかないな』と見る向きもあるが、時代の先陣を切ってきた京都でこそ、さらなる躍進を」と呼びかけました。

 

syourann

 

つどいでは、「消費税増税反対を訴えると、『財政赤字だからしょうがない。未来にツケを残してもいいのか』『高齢化がすすむ中で、財源がいるのでは』という質問にうまく答えられない」との疑問が出され、私からは、まず、①「消費税増税後、財政赤字は減るどころか、逆に増え続けているという事実、②消費税が高齢化対策や社会保障に使われるどころか、安倍政権の下で小泉政権時よりもひどい社会保障費『自然増』の削減がなされている事実、③日本は世界にも例がない「株式至上主義」の経済となっており、この間もうけたのは富裕層だけ。また、大企業は420兆円余もの内部留保をため込んでいる。その1%程度を『応分負担』してもらうだけでも4兆円規模の財源が生まれる」ことなど、丁寧にお答えしました。

 

写真は、「つどい」の後で、さこ府議、くらた市議と撮影したものです。

 

上京3人で

 

 

*******

 

28日午後、さこ祐二府議、くらた共子市議と一緒に上京民主商工会の第61回定期総会に出席し、挨拶しました。

 

上京民商1

 

私は、「いまこそ民商運動の出番の状況」と切り出し、「消費税増税は、結局のところ弱いものいじめでしかない。久保田京商連会長の挨拶にもあったように、消費税増税は、庶民の暮らしと業者の営業を直撃し、消費を冷え込ませ、日本の経済を破滅させるものであり、沖縄のようにたたかい必ず増税をストップさせましょう。私も、国会内外で野党と市民の共同を前進させ全力を尽くします」と端的に挨拶しました。

 

上京民商2