東洋ゴムの免震偽装問題で舞鶴医療センターと懇談、視察//『 第33回春の古書大即売会』が開催

2015年05月2日

 

メーデー終了後、舞鶴へ。 本村伸子衆議院議員、後野和史舞鶴市会議員団長と共に、東洋ゴムの免震装置が使用されていた行政独立法人病院機構・舞鶴医療センターを訪問し、法里高病院長、畑井希久事務部長らと懇談しました(写真は、東洋ゴムの免震ゴムが使用されている現場を院長とともに視察。)。

免震ゴム

 

同病院の新病棟は、昨年4月に着工され、今年6月末には完成する予定でした。新病棟は周産期や脳卒中、ガン診療の医療拠点として計画をされていました。

懇談では、「地域の医療に責任を果たす上で、免震装置は不可欠であり、困惑している。交換のめどもたたず、東洋ゴムの不誠実な態度への怒りもある」などが寄せられました。

私は、4月15日の国土交通委員会で、この問題を取りあげ、東洋ゴムが2007年に耐火パネル偽装事件を起こし、再発防止策を国交省に報告していたこと。その同じ時期に、免震ゴムの不正を行っていたことの重大性を指摘。一方、免震ゴムの偽装を見逃した国交省の責任を追及ししこと等を紹介しました。
懇談の中で、東洋ゴム社の発覚後も無責任な対応の企業体質であることが、明らかになりました。

医療センター懇談

 

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5月1日~5日まで、『第33回春の古書大即売会』が、みやこめっせ(京都市東山区)で開催されています。京都の3大古本まつりの一つで、570坪の会場に50万冊以上が集まり、屋内の古書即売会としては国内最大級です。京都のみならず、大阪、奈良などから41 の古書店が参加しています。

毎年、激励をかねて楽しんでいますが、今年の目玉は?と、お聞きしたら室町時代の『浄土教本』ということで、手にとって見せてもらいました。

保存状態が良く、文字も鮮明でした。販売価格は、何百万円とか。所蔵の谷書店さんに丁寧に説明していただきました。
毎年の古書散策は、楽しいものです。知り合いの書店の方々や、古書探訪の多くの方々とのとの出会いもまた格別ですよ。

ぜひお出かけください。

古本こくた

 

映画ポスターの展示・即売もありました。「男はつらいよ奮闘編」のポスターに見入っている私です。渥美さんも,倍賞さんも若いですね!

古本市ポスター