9日、6野党党首で「平成30年7月豪雨」災害についての緊急申し入れ

2018年07月10日

 

9日の夕刻、6野党の代表が揃い、首相官邸を訪れ、安倍晋三内閣総理大臣に対する「『平成30年7月豪雨』災害についての緊急申し入れを行いました。

 

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官邸では、菅義偉官房長官が対応し、「申し入れをしっかり受け止めたいと思います」と応じました。

6野党党首が、揃っての申し入れは初めてのことです。豪雨による災害によって、多くの死者・行方不明者が出ています。亡くなれた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者にお見舞い申し上げ、救援・救助、復旧・復興の支援に力を尽くすことを野党の代表が揃って表明し、政府に対して努力を期すように要請したことは極めて大事なことです。

 

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申し入れ文書は以下の通りです。

内閣総理大臣 安倍晋三 殿

「平成30年7月豪雨」災害いての緊急申し入れ

台風7号及び前線等により全国各地で発生した「平成30年7月豪雨」による被害については、既に明らかになっている状況からも、最大級の災害である。

今なお安否不明で、救命・救助を待っていおられる方が多い状況であり、天候によっては更に事態が深刻化する可能性もある。また、全国各地に被害が及んでおり、行政府にとどまらず、国会も含めて非常に深刻な事態であることと受け止め、対応しなければならない状況である。よって、行政府、立法府が一体となって取り組む態勢を整えることは当然である。

政府はこの災害対応を最優先に取り組むべきであり、総理をはじめ、防災担当大臣、国土交通大臣など関係大臣は災害対応に全力で取り組むよう申し入れる。

政府におかれても、こうしたわれわれの提案を重く受け止め、ご対応いただきたい。

2018年7月9日

立憲民主党 代表  枝野 幸男
国民民主党 代表  大塚 耕平
国民民主党 代表  玉木雄一郎
日本共産党 委員長 志位 和夫
無所属の会 代表  岡田 克也
自 由 党 代表  小沢 一郎
社会民主党 党首  又市 征治

 

これに先立って、野党国会対策委員長会談6野党書記局長・幹事長会談が相次い開かれました。