憲法会議「春の憲法講座」で国会報告

2018年03月6日

 

4日、東京都内で開催された憲法改憲阻止各界連絡会(憲法会議)主催の「春の憲法講座~9条改憲ストップ  生かそう憲法  くらしに  政治に~」で、「安倍暴走政治を許さないー国政を語る」と題して国会報告を行いました。

 

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私は、まず、森友学園問題の新たな文書改ざん疑惑が国会で発覚。国会と国民を欺き、行政の根本を歪めるもので、政権の土台を揺るがす大ごとだと指摘しました。
さらに、政府が今通常国会の最大の焦点とした「働き方改革」が財界による「働かせ方大改悪」であり、裁量労働制めぐる異常・ねつ造データが明らかになり、国民世論と野党の共同したたたかいによって、安倍首相を裁量労働制の削除までで追い込んだことに大いに確信をもとう。

国民の命を奪う、「働き方改革」一括法案の提出を断念させ、葬り去ろうと呼びかけました。

 

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さらに、憲法改憲をめぐる動きについては、安倍首相の狙いと自民党憲法改正本部の動きを注視すること、憲法を踏みにじる動き、特に沖縄での米軍機の相次ぐ事故と対米従属の実態、安保法制の下での際限のない軍拡路線と日米軍事共同作戦・行動の強化、トランプ政権の新核戦略「核態勢見直し」(NPR)と日本政府の異常な対応を告発し、9条改憲反対の国民多数の世論に確信を持ち、院内外での改憲反対の運動を強めようと訴えました。

 

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最後に、「あらゆる分野で切実な要求に基づいて安倍暴走を包囲するたたかいを合流しよう」、「国民のたたかいの発展と一体に市民と野党の共闘を発展させ、共闘の力で安倍政権を打倒し、新しい政治をつくろう」と呼びかけました。

 

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愛敬浩二名古屋大学大学院法学研究科教授が「安倍9条改憲でどう変わるか」と題して講演し、参加者の質問に答えました。

昨年は、私も最後まで参加したのですが、京都府知事選挙と府会議員補欠選挙の演説会もあり、国会報告のあと、すぐ京都に向かわざるを得ませんでした。お許しのほどを。