12日、与野党国対会談開催。野党は、通常国会での徹底審議を要求

2018年01月13日

 

12日、国会内で与野党国会対策委員長会談が開かれました。

冒頭、森山裕自民党国会対策委員長が、22日召集の通常国会で、補正予算の速やかな審議と昨年開催されなかった党首討論の開催について協議をお願いしたいと発言しました。

 

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野党の側からは、与党が行った、昨年の特別国会で野党の質問時間削減のやり方に対して、厳しく批判が行われ、立法府の役割としての政府の監視を果たすために十分な審議が求められていると、こもごも主張しました。同時に、党首討論への出席を理由に予算委員会の出席を減らすことがあってはならないと述べました。野党は一致して、今後も適宜、与野党国会対策委員長会談の開催を要求しました。

私は、政府・与党が「国会改革」と称して、法案成立を最優先し、今でも少なくなった首相の出席を減らそうとしているのは許されない。ここには立法府の役割のは何ぞや、政府へのチェック機能という考え方が欠落していると指摘しました。その上で、少数会派に十分な質疑を保障し、法案の問題点を国民の前に明らかにするために徹底審議が必要だと述べました。

 

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さらに、沖縄での米軍機による相次ぐ事故の問題で、「国民の命と人権に関わる重大問題であり、安保委員会の閉会中審査を要求する」と問題提起しました。