25日、「終い天神」で恒例の「天神さん」宣伝

2017年12月26日

 

毎月25日京都は、北野天満宮の縁日「天神さん」の日です。とくに、12月25日は「終い(しまい)天神」と親しく呼ばれ、1年の締めくくり。
天神さんの境内周辺には早朝から植木や骨董品・衣料品・正月用品などを商う露店が多数立ち並び、多くの人で賑わいます。

 

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私は、早朝の新幹線に飛び乗り、日本共産党本部での年内最後の常幹会議に出席。今度は西に向かって新幹線に飛び乗り、「天神さん」宣伝を行うため急ぎ京都へ。
私とって、「天神さん」の宣伝は、1970年代から続けており、まさにホームグランドの宣伝行動で、京都にいるときはこの行動を慣わしとしています。

なぜ、毎月25日に北野天満宮で縁日が開催され、「天神さん」というのかといいますと、菅原道真公の誕生日である6月25日と薨去された2月25日の25日に由来しています。参道と東側には、露店が所狭しと立ち並びます。いつものように、露天商のみなさんに、「今年一年どうでした?」「来年はいい年にしましょうな!」と声をかけます。「気張りや!」「国会で頑張ってや!」と応じていただくのもこれまたいつもの通りです。
いずれにしても、25日は、北野天満宮で縁日を楽しむことができます。ぜひ、一度、足をお運び下さい。

 

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街頭宣伝では、さこ祐仁京都府会議員、くらた共子京都市会議員と合流

 

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私からは、「今年一年はどんな年だったか」と訴え。まず、「ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーン( International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)がノーベル平和賞をもらった記念すべき年になった」と強調。カナダ在住の被爆者サーロ・節子さんによる「核兵器は、必要悪ではなく、絶対悪」との訴えを紹介し、人類は核兵器と共存できない、核兵器禁止条約採択した歴史的年だと述べました。

また、「憲法施行70年の記念すべき年だった」として、東本願寺の宗務総長が声明で「日本国憲法の立憲の精神を遵守する政府を願う」と発表したことや、生長の家でさえ今の安倍政権の危険性を指摘し、声明文で安倍首相の政治姿勢に対する明確なNOを突きつけていることを指摘。

この点で、「この2年余の市民と野党の共闘の前進を誰が予測し得たでしょうか」と訴え。「日本会議」など改憲派からの「逆流」が持ち込まれたが、これを乗り越え前進への萌芽を作った年であったこと、新年は「さらに安倍9条改憲反対の3000万署名をはじめとする国民的たたかいの前進を」と呼びかけました。

今日も、たくさんの方々から激励をいただきました。ありがとうございます。来年の「初天神」でもお会いしたいものです。

 

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最後に、京都経済の落ち込みのなか、「来年4月にたたかわれる京都府知事選挙での勝利で、府民の暮らしを下支えする新しい京都府政の実現を」と呼びかけ、訴えを結びました。