第40回日韓・韓日議員連盟合同総会開催

2017年12月12日

 

11日、国会内で「第40回日韓・韓日議員連盟合同総会」を開催。140人を超える両国の超党派の国会議員が参加しました。

 

集合写真(ガッツポーズ)

 

開会式では、額賀福志郎日韓議連会長が「1998 年の小渕恵三首相と金大中(キム・デジュン)大統領との間で交わされた『日韓共同宣言』に、日本の植民地支配への『痛切な反省』や『お詫び』が明記されたこと」にあらためて触れ、「両国間の懸案事項について、真摯な努力を行う必要がある。相手の立場を考えながら未来志向で日韓両国の発展を期したい」とあいさつ。

姜昌一(カン・チャンイル)韓日議連会長が「両国関係は冷え込んだが、正常化の道を進まなければならない。韓日の友好促進は北東アジアの平和と繁栄に大きく寄与するものだ」とあいさつ。

日本共産党志位和夫委員長(議連顧問)が来賓として紹介されました。

日本共産党からは、笠井亮(幹事)、塩川鉄也、畑野君枝、藤野保史、宮本岳志、本村伸子の各衆院議員、吉良よし子、辰巳孝太郎、山添拓の各参院議員議連常任幹事の私が参加しました。

 

総会2

 

分科会は、①安保・外交委員会、②経済・科学技術委員会、③社会・文化委員会、④法的地位委員会、⑤未来委員会、⑥女性委員会、の6分野で開催され、議論が交わされ、来年、韓国で開催される平昌冬季五輪と2020年の東京五輪の成功をめざし、協力することで一致し、北朝鮮の核・ミサイル挑発に対する日韓間の連携と米中を通じた解決策についてなどが話し合われました。さらに、日韓間の人的交流の拡大、旧日本軍慰安婦問題など歴史問題の解決策、ヘイトスピーチ対策なども取り上げられました。

閉会式では、北朝鮮の核・ミサイル問題について「制裁や圧力などの対応策」を模索中するとともに「問題を平和的に解決するために緊密に協力していく」との共同声明を全会一致で採択しました。

 

総会