野党国対委員長会談。文科委員会で、少数会派も質疑出来る時間の保障求めることを確認

2017年11月15日

 

14日、国会内で野党6会派の国会対策委員長会談が開催されました。

野党6会派は、加計学園の疑惑と文科大臣の認可を巡って文科委員会の開催を求めてきました。(写真下は、会談後のぶら下がり会見)

 

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与党側は、「質疑時間は三時間。与野党の時間配分は、5対5」を主張して譲りませんでした。これに対して、野党6会派の国会対策委員長会談で、協議し、まず疑惑の解明もなされぬうちに文科大臣が加計学園の獣医学部新設を認可するなど言語道断という認識で一致しました。

あわせて、質問時間に関わる与党側の提案は、断じて認められない。もしそれを認めれば。日本共産党の質疑時間は8分、社民党は1分ということを是認することになる。

 

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私は、次のように主張しました。国会法は、一人一人の自由な質疑を保障している(衆院規則45条)。疑惑解明のため、一貫して委員会開催等を要求してきたのは、野党だ。その野党の質疑の時間を削り、逃げようということに本質がある。本来、野党の少数会派に、まともな質問が出来る30分の質疑時間を保障するかどうかが問われているのだ。与党側が質疑をしたければ、野党の要求する最低限の時間を保障した上で、やりたいだけやれば良いのだ。

委員一人当たり最低30分の確保を求めていくことを確認しました。

この点は、今後の質疑を行っていく上で重要な一致点です。