国際メディア通信社・新月通信社のインタビュー//「テロ政党」ヤジ問題続報

2015年02月20日

 

DSC_026120日、国会内で「国際メディア通信社・新月通信社」日本特派員マイケル・ベン氏のテレビ・インタビューを受けました。

質問の中心は、「安倍政権のテロ対策」でした。①安倍政権の外交政策をどう分析しているか。②今回の人質事件にかかわる安倍政権の対応の問題点。③国際的な対テロ協力。④安倍政権は、今回の事件を政治目的のために利用しているか?。⑤何が日本の一番適当なテロ対策か?などでした。その質問に答えました。

私は、まず外交について大きな角度から、アメリカ言いなり、侵略戦争と植民地支配のまともな反省がないもとで近隣諸国とのあつれきが起きている問題、憲法を改正して「戦争する国」づくりを行なおうとしている点について批判しました。

その上で、「対応の問題点をまさに冷静に検証すべきだと提唱」していること、国連中心に決議2170号に基づいて国際社会が結束してことにあたるべきこと、日本が憲法9条を持っている国として非軍事的外交の力で貢献すべきことなどを語りました。

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「テロ政党」ヤジ問題について、衆院議院運営委員会で、林幹雄委員長は「ヤジを飛ばした山田賢司議員を呼び、厳重注意を行った」「山田議員が所属する自民党からも本人に注意をしてもらいたい」と報告しました。

その上で、林委員長は、「議員は、議院の品位を重んじなければならないこと(衆院規則第211条)、議事中は濫りに発言し又は騒いで他人の演説を妨げてはならないこと(同216条)。これを遵守し、議院の品位を傷つけ、議事の妨害となる不規則な発言を厳に慎む」と述べ、この内容を理事会として確認し、衆院議長に報告することも確認しました。