海外視察を「ブラジル邦字紙・ニッケイ新聞」が報道。//ブラジルでの諸活動

2017年08月14日

川端達夫衆院副議長の中南米訪問について、ブラジル邦字紙・ニッケイ新聞が報道しましたので紹介します。

川端達夫、穀田恵二両衆議がブラジルへ=「政治の力でサ

ポートしたい」

8/12(土) 6:35配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」12日付)

川端達夫衆議院副議長(無所属)と穀田恵二衆議院議員(日本共産党国会対策委員長)が5日、イビラプエラ公園内にある開拓先没者慰霊碑を参拝し、6日には日系5団体との懇談会に参加した。

両議員は午前9時過ぎからブラジル日本都道府県人会連合会の山田康夫会長ら立会いのもと、開拓先没者慰霊碑を訪れ、慰霊碑を前に深々と頭を下げ、献花をした。

続いて在サンパウロ日本国総領事館の関口ひとみ首席領事らの案内で日本館を視察した。54年に建築された同館はシロアリの被害や老朽化などによって過去4回、中島工務店によって修繕作業を施されている。
穀田衆議は「日系社会は長年に渡って日本文化の維持と伝承に努めている。日系社会の結束の固さと歴史の重さを感じた」と感慨深げに話した。
川端衆議院副議長はブラジル訪問の目的を「日系社会や、ブラジルでビジネスを行なう日本人の課題をヒアリングし、政治の力でサポートできるか検討したい」とした。
加えて「2020年には東京オリンピックの開催が予定されている。前大会の開催地であるブラジルで、大会後の動静を確認したい」と話した。
両衆議は1日から4日にかけてキューバに訪問し、6日までブラジルに滞在。その後アルゼンチンに向かい、9日に日本へ帰国した。
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サンパウロ市内にあるイビラプラス公園内の「開拓先没者の碑」に献花しました。日本都道府県県人会連合会の役員の皆さんから、日系一世ら移民当時の耐え難いご苦労もお聞きしました。
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 サントス日本人会の役員の方々と懇談しました。今では日系四世、五世が活躍する時代になっていることなどが報告され、その拠点としての日本人会館を訪問しました。
日本人会館は、1929年頃からサントス日本語学校の母体として活動。1943年第二次世界大戦のさなか、ブラジル政府が会館を「敵性資産」として接収。
戦後一貫した粘り強い返還運動により、2016年に返還。日本人会館として日系人の各種の催しの場所(写真は、催し会場、バーベキューもここで)として活用されていることがこもごも語られました。
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川端達夫副議長は、「市井の暮らしは?」と、海外視察の際には、商店やスーパー、「朝市」などを訪れます。食料品を中心に見て回りました。
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早朝の朝市は、世界どこでも同じですね。並んだお店、売り手の声が飛ぶ、買い手の注文が返る。活気があり、何と言っても新鮮さが「売り」だ。見事な並び。駐在している日本人の方々も重宝しているとか。
私は、この地ならではの、椰子(やし)の実のジュースを頼みました。美味しかったこと。ご報告まで。