京都市下京区、南区の議会報告演説会で訴え

2017年06月5日

3日、京都市下京区(下京渉成小学校、写真上)、南区(京都テルサ東館、写真下)で日本共産党議会報告演説会が開催され、も駆けつけ、東京都議選と総選挙での日本共産党の前進をと訴えました。

 

下京演説会

 

は、衆院で与党が強行採決した「共謀罪」法案について、国連人権委員会のケナタッチ特別報告者から「プライバシーや表現の自由を不当に制約する恐れがある」と記した書簡が安倍首相に送られたことを示し、「安保法制にもとづく自衛隊派兵など、自分らの都合のよい時は国際的要請と言うが、都合が悪いと聞く耳を持たない」と政府の姿勢を厳しく批判。

「これを許せば、岐阜県警大垣署が風力発電の勉強会に参加していた住民らの情報を収集し、中部電力の子会社に渡していた大垣警察市民監視事件のようなことが日常化される。廃案めざし、全力でたたかう」と強調しました。

 

南1

 

また、憲法9条に3項を加えて自衛隊を明記することは「9条2項の死文化を狙ったもの。9条が9条でなくなる。憲法の根本を覆すもの断じて許されない。このシナリオを作ったのは『日本会議』である」と暴露。「国民的運動野党の共闘で、憲法9条を守り抜こう。変えるべきは憲法ではなく、変えるべきは政治だ」と強調しました。

加計学園や森友学園問題など「行政の私物化が許されてよいわけがない。この問題、引き続き徹底追及する」と述べました。

この他、急増する違法民泊を「合法」にする住宅宿泊事業法(民泊新法)について国土交通委員会での質疑の内容を報告しました。

最後に、市民と野党の共同が前進・深化する中、「かなめとなる日本共産党の躍進がどうしても必要」と訴えました。

下京区では、西脇いく子京都府議会議員と山中わたる京都市議会議員、南区では、山内よし子府議会議員、井上けんじ森田ゆみ子の両市議会議員がともに訴えました。