「共謀罪」、衆院本会議での採決強行を糾弾する！廃案へ全力をつくす。
2017年05月24日
23日、衆院本会議で、自民、公明、維新によって、「共謀罪」の採決を強行しました。
満身の怒りを込めて、糾弾するものです。国会議員会館前では緊急の抗議行動も行われました。
地元紙のインタビューを受け、「国会の論戦と、野党と市民の運動と連携して、『共謀罪』法案を、参院で廃案に追い込むために全力をあげる」と述べました。
この間の審議を通じての問題点は、と問われました。
私は、この法案は、内心の自由を侵す憲法違反の法案だ。
立法の必要性の説明はボロボロになっている。一般人は対象外と言うが、質疑の中で、大垣市で風力発電学習を警察は監視し、中部電力に情報提供していたことが明らかになっており、現在でも一般人を監視している実態が明白になり、共謀罪が通れば、今以上に国民監視に乗り出す危険は誰にでもわかることだ。
「実行準備行為」を条件としているから心配ないと、政府は主張していますが、「花見と下見は外形上区別できないではないか」との藤野保史衆院議員の質問に、金田大臣は「花見はビールと弁当、下見は地図と双眼鏡」と珍答弁、「計画に基づくかどうかで判断する」と述べるあり様。結局は「計画」すなわち内心を探ることになることを、自ら認めている。
内容も答弁もめちゃくちゃ、廃案にする以外にないと強調しました。