清水寺の「大日如来坐像」//中京建労大会にて挨拶

2017年05月3日

 

報告です。4月30日、清水寺・塔頭「真福寺」の大日如来坐像(写真)へ立ち寄りました。

 

清水寺

 

この像は、東日本大震災で被害を受けた岩手県の名勝「高田松原」の松を使用し、制作されたもので、私も2012年、制作の際、一彫り行った記念すべき像です。

 

TASK2017S

 

また、清水寺の「経堂」では、京都伝統工芸大学校・京都美術工芸大学の「作品展」(5月7日まで)が開催されています。ぜひお立ち寄りください。

 

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同日午前は、「京建労・中京支部の第53回定期大会」に、原田完京都府会議員、平井良人京都市会議員とともに参加し、が日本共産党を代表して訴えました。

 

京建労中京1

 

まず、公共工事積算の基礎となる「設計労務単価」が2012年の17,096円から5年連続で上昇し、2017年には22,322円(京都府)にあがったとされていることについて、「建労の働く仲間、全建総連が行っている賃金調査が非常に大切。労働の現場では常用・手間請労働者の賃金は、同じ期間にわずか27円上がっただけで、現場の実態とかけ離れている」と指摘。大手ゼネコンやハウスメーカーへの利益の一極集中でなく、働く労働者の賃金改善こそ急務と強調しました。

また、安倍内閣のモラルハザードの典型として、今村前復興大臣の「自主避難は自己責任」との暴言は、「子ども被災者支援法の担当大臣の発言としてまことに無責任きわまりない」が、同時に、「吉野正芳・新復興相も、安倍首相も、福島の原発事故などなかったかのようにひと言も言及しない。数多くの暴言の根底にはこうした安倍内閣の無責任な体質問題がある」と強く批判しました。