京都・龍谷ミュージアムで開催中の秋期特別展「眷属(けんぞく)」を鑑賞

2024年10月8日

6日、京都から大阪・池田市での演説会に向かう移動する途中、駆け足で京都・龍谷ミュージアムで開催中の秋期特別展「眷属(けんぞく)」を鑑賞しました。

 

 

 

本展は、「眷属(けんぞく)」をテーマとした展覧会。眷属とは仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のことで、主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っているそうです。

 

 

本展は、同じ龍谷ミュージアムで昨年度開催された特集展示「眷属 ~ほとけにしたがう仲間たち~」を「特別展と」して、より充実した内容としたもの。会場には、『国宝 十二神将立像』のうちの奈良・興福寺にある『安底羅大将立像』をはじめ、国宝2件、重要文化財10件など、約80件の貴重な文化財が集結。武将や貴人、子どもなど、眷属たちの多種多様で魅力的な造形に迫っています。

 

 

機会があれば、ぜひ、仏教美術における名脇役ともいえる眷属の個性豊かな姿をご覧ください。