堀川あきこ衆院比例近畿予定候補と京都北部入り//丹後・大宮、福知山・大江で「演説会」

2024年10月6日

5日、堀川あきこ衆院比例近畿予定候補(京都2区重複)と京都府の北部入り。
京丹後・大宮町の「アグリセンター大宮」ホール、福知山・大江町の「大江町総合会館」ホールでの演説会で訴えました。

どちらの会場でも、山内健・衆院京都5区予定候補が決意表明をしました。

 

 

堀川さんは、1,金権腐敗政治を一掃できる党は日本共産党しかないこと、2,経済再生プランにもとづく賃上げと、時短でこそ「自由時間」が拡大すること、3,高すぎる学費の値下げと給付制奨学金の緊急性、4,沖縄での少女暴行事件と「戦争をできる国」づくりに京都北部からノーの声を上げようなどと訴えました。

 

 

山内氏は、石破氏が「地方交付金の倍増」を言い出したことにふれ、「地方の困難と切り捨てを進めてきたのが自民党政治であり、その責任こそ明確にすべき」と指摘。「自民党政治の矛盾が集中する京都北でこそ、自民党政治をおおもとから変える日本共産党前進の大きなうねりを作ろう」と呼びかけました。

写真下は、京丹後での「そろい踏み」のシーン

 

 

私はまず、「石破茂新総理の所信表明演説」について、「政権の危険な姿が浮き彫りになった」として、第一に、「なんと『ルールを守る』と一番に強調したが、総理になる前に、何らの権限者でもないのに解散と総選挙の日時を決定かのように発言するなど、ルールを最初から破ったのが石破首相ではないか」と批判すると、会場から「そうだ」の歓声が飛びました。また、
「総裁選挙での発言から大後退しており、その最大の特徴は論戦を避けていることだ。裏金議員の公認問題でも、金融課税もそうだ」と強調。

また、石破氏がかつて自分のブログで「党首討論の45分は短すぎる。せめて2時間は必要」と発信していたことに触れ、「そうであるなら、なぜ実行しないのか」と、石破新首相の無責任ぶりを批判しました。

 

 

また、石破氏は「超タカ派」だと指摘。具体的事実として、①憲法をめぐる「国防軍」の創設、②アジア版NATO創設の提唱、③核戦力の共有論者であること、④自民党幹事党時代、辺野古新基地建設の強要の中心人物であったことを紹介しました。

さらに、「安倍総理・総裁の参院選挙での統一協会への支援依頼時、自民党幹事長は石破氏であった」と指摘し、「表紙を替えても何も変わらない。いよいよ自民党政治そのものを変える必要がある」と力を込めました。

 

 

次に、私は、「総選挙は政党選択選挙であり、比例での日本共産党の前進が決定的な焦点だ」と強調し、「日本共産党はどういう党か。皆さんの『推し』を語り抜く選挙にしよう」と呼びかけました。

具体的な柱として、(1)政治を揺り動かす共産党。「政治とカネ」をただすにはやっぱり共産党。(2)暮らしを守る党、機敏に手を打つ党。(3)反戦平和の党。気候危機の打開とジェンダー平等で役割を果たす党。
私が実際に行った国会論戦も交えながら党の役割と値打ちを
語りました。

 

 

最後に、私は、「党がめざす未来社会の中心は、自由な時間の獲得にある」と強調。「過労死=カローシ」という言葉が世界でそのまま通用するほど、「長時間労働がまん延し、残業しなければ食べていけない低賃金労働がはびこっている。
女性は家事労働に縛り付け、学生は、学ぶ時間も寝る時間もない」と問題提起。「日本共産党は、教育費無償、当面学費半額と返済不要の奨学金で学ぶ時間をつくる。また、労働者には政治の責任で賃金アップ、子育て充実でゆとりの時間をつくることを提案し、たたかっている。自由な時間は『真の富』の獲得であり、資本主義のもとでも自由な時間を増やすことを追求することは、いまのたたかいが未来社会に地続きでつながっている」と強調し、「共産主義には自由がない」論を突破して前進することを呼びかけました。