「大深度地下使用法を廃止する法案」について意見交換会を開催
2024年09月28日
報告です。
26日、国会内(議員会館)の会議室をホストにZoomで各地を結び、「大深度地下使用法を廃止する法案」について、大深度地下に関わって運動しておられるみなさんとの意見交換会を開催しました。
東京外環、リニア新幹線問題、北陸新幹線延伸計画など3地域の方々45名が参加していただきました。お忙しい中、ご参加いただき活発な議論を行うことが出来ました。ありがとうございます。
北陸新幹線延伸反対の闘いの先頭に立っている井坂博文・衆院京都一区予定候補者も参加しました。
途中ホストの電源が切れるなどのアクシデントもありましたが、熱心な意見交換が行われました。
国会議員団からは、山添拓政策委員長、井上さとし参院国対委員長の各参院議員と本村伸子衆院議員と私が参加し、司会進行は本村議員が担当しました。
冒頭、私は、「2020年に起きた東京外環道の陥没・空洞化事故によって、大深度地下工法の安全性、安全神話は崩壊しており、地上の住民の権利侵害はしないし、補償も必要ないという政府の口実は通用しなくなった」として、法案提出の趣旨について簡単に触れながら、「今日は全国で運動されている方からの意見をお聞きし、臨時国会に法案を提出し、これを各地の運動の力とし、総選挙での争点としても押し上げていきたい」と述べました。
続いて、山添政策委員長が法案の内容と趣旨を説明。1,大深度地下使用法を廃止する、2,現在進行中のものは、今後の工事について厳しく規制するという、法案の「二つの柱」を説明しました。
その上で、各地の参加者のみなさんと「法案」をめぐって意見交換を行いました。
私は、意見交換会の結びに、「各地の運動と世論換気の重要性、法案に対する引き続きの意見をお願いし、ぜひ、皆さんと往復作業を行い、法案自体を豊かなものにし実らせたい」と訴えました。