日本共産党兵庫県委員会主催の「選挙学校」で、報告と訴えを行ないました。

2024年09月17日

16日、全面改修された日本共産党兵庫県委員会の大会議室で開催された「選挙学校」で、間近に迫った総選挙にどういう構えで立ち向かうのか、とお話しました。

写真下は、主催者を代表して、来る総選挙と斎藤元彦兵庫県知事への不信任決議案採択が確実視される情勢の中、どうたたかうかを報告する松田隆彦兵庫県委員長

 

 

私はまず、「いよいよ総選挙近し」と指摘し、①今日の報告は、実践的なものとしたい、②勝利のカギは、全支部・全党員の立ち上がりにある。ここに脇目も振らず挑んでいただきたい、③その上で、「比例を軸」に日本共産党をどう語るのかを話したい、④兵庫県党の大きな役割を自覚して奮闘を願いたいと前置きし、報告を進めました。

 

 

その上で、岸田総理の政権投げ出しと自民党総裁選について、この間、テレビでは43回もの自民党総裁選報道がされている事実を指摘し、とくに裏金問題では「どの候補もこれに言及できない。しかも労働法制の規制緩和、憲法改正など、誰がなっても変わらない危険な状況となっている」と強調。

「こんな時に、桜を見る会、学術会議問題に続き、裏金問題をスクープし、暴露した『しんぶん赤旗』がJCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞を受賞した。総選挙を戦う上で、赤旗をよく読み、増やすことがいかに大事か。ぜひ広げていただきたい」と呼びかけました。

また、兵庫県知事の辞職ないし議会解散について、「どんとこい」という構えでの臨もうではないかと呼びかけました。

 

 

また、選挙戦の様相は「政党選択が時代の流れ」だと強調。肝心の日本共産党の値打ちをどう語るかについて、①暮らし破壊の自民党政権と真っ向から対決し、「経済再生プラン」を示す希望の党、②戦争への道を許さない平和の党、憲法に基づく、平和外交によって東アジアの平和を構想する党、④政治とカネ問題を根本からただすことのできる党という角度から、党の役割発揮を語りました。

 

 

さらに、私は、若者も含め「自由な時間」が奪われている現状のもとで、⑤「共産主義と自由」の問題について自由闊達に語ろうと呼びかけました。

最後に、「この間の総選挙では、兵庫県で日本共産党が躍進した時に、近畿ブロックの前進が勝ち取られている。
兵庫の党の伝統と位置を深く自覚して、兵庫県の幹部の皆さんが奮闘いただくよう、強く希望
します」と結びました。