祇園祭・後祭。「曳き初め」の準備に大忙しの大船鉾を訪問、激励

2024年07月21日

20日、祇園祭の「後祭」、巡行列の掉尾を飾る大船鉾へ
私も「友の会」会員として、今年も「曳き初め」の準備をする現場を訪ね、皆さんを激励しました。

 

 

大船鉾は、応仁の乱以前から存在したと言われますが、1864年の「禁門の変」により木部など多くを焼失、以後は「休み鉾」となりました。

その後は、長らく御神体と懸装品を飾るだけの「居祭り」を行ってきましたが、1995年にはそれも休止、神事のみとなりました。

しかし、その後、1997年に宵山の囃子が復活、2006年には飾り席が復活し、2012年には1870年以来142年ぶりに唐櫃による巡行復帰を果たしました。そして、後祭が復活した2014年、150年ぶりに復興を遂げ、祇園会の巡行列の掉尾を飾りました。これまでは他の鉾から譲り受けた車輪を使用してきましたが、今年はその大きな車輪(直径約2.1m、重さ約700kg)を新調(写真)されました。

新調された日付が見えますやろか(写真下)?