14日、定例会見。「総理は『解散権』をもてあそんではならない」。
2023年06月15日
14日、国会内で定例記者会見を行い、(私からは特に報告はありませんでした)記者団からの質問に答えました。
岸田文雄総理が解散・総選挙について「情勢をよく見極めたい」と述べたことについて
長いこと国会議員をやっているが、総理が解散についてこういう発言をしたとは聞いたことがない。 ①解散をもてあそんではならない。 ②解散は総理の専権事項ではない。憲法にはそういう規定はない。 ③岸田政権は信任に値しない。大軍拡確保法など悪法衆院で採決強行。入管法改悪は立法事実が壊れた。人権無視の政治だ。マイナカードは立ち止まってやめよ、の声を無視して強行する。LBGTQ法は、自らの「性自認」答弁を反故にする。政治的に、あらゆる面から信任はできないのは明らかだ。
児童手当拡充対策財源先送りについて
閣議決定した「子ども未来戦略」はメニューが極めて貧弱だ。 ①子育て世帯にもっとも重い負担となっている教育費に関するまともな対策がない。 ②実施も遅い。 ③財源がはっきりしないの三つの点を指摘しました。
その上で、岸田政権の政治への姿勢が現れている。財源が示せない根本に、5年間で43兆円もの大軍拡を進め、富裕層・大企業への優遇を続けていることが浮き彫りになったと強調。一方で社会保障を削減する考えが示されているとして「まさに論外だ」と述べました。
内閣不信任案の提出は解散の大義にならない。何のための選挙がか問われる。内閣不信任案が野党から提出されたら共産党も賛成する。