千本ゑんま堂大念佛狂言//京都西山高原アトリエ村展
2016年05月5日
一般に千本閻魔堂とよばれる「光明山 歓喜院 引接寺」(高野山真言宗)の本尊の閻魔法王です。
5月3日の千本ゑんま堂大念佛狂言、夜の部はあいにくの雨により、演場を本堂に移し、この閻魔法王の前で演じられました。
今年は新作「与平狐」が初めて演じられ、話題を呼びました。なかなか楽しい狂言でした。
千本ゑんま堂大念佛狂言は、「壬生狂言」「嵯峨大念佛狂言」とともに京都三大念佛狂言に数えられます。もともと寛仁(1017年~21年)年間に開山定覚が「教言」として始めたといわれ、その伝統を受け継ぎこの千本ゑんま堂大念佛狂言は「無料」であることも特徴です。
ご住職の妙昭尼さんと大念佛狂言保存会の代表の方にご挨拶させていただきました。くらた共子市会議員とご一緒しました。
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第29回の京都西山高原アトリエ村展を、鑑賞。
「京都西山アトリエ村」は京都西山の一角に絵画や染色、陶芸、木工などなど様々な作家の方々の30軒ほどの工房が集まった「アトリエ」です。毎年5月に「西山高原アトリエ村展実行委員会」によってアトリエ展が開催されます。
右が実行委員会「村長」の貴志カスケさん(彫刻家)です。
絵画の落合峰子さん(写真左)や和紙造形の伊部京子さん(写真はありません)からも丁寧な説明をしていただきました。