西陣織の中心地「千両ヶ辻」で「ひな祭り」

2017年03月4日

今出川大宮から中立売通りまでの一帯は、「千両ヶ辻」と呼ばれ、立ち並ぶ糸問屋や西陣の織物商が一日に「千両」の規模で商品を売ったと言われます。

西陣織の中心地であった活気あふれる当時の雰囲気を再現すべく、春の催し、３月３～５日は、江戸時代からの歴史を重ねた各町屋に代々受け継がれる雛人形の特別公開や和装品の販売、１００円で乗車できる「人力車」など、楽しいイベントが繰り広げられていました。

「水野克比古写真事務所」では江戸時代から昭和までの雛人形と道具１５０点を展示

西陣で創業されて１４０年、「箔屋野口」のご主人野口康さんと

野口家の軒先には、千両ヶ辻ひな祭りを記念したタペストリー

３００年以上住み続けられておられる「三栖太（みすた）」では蔵の奥から江戸時代の名所図絵が出てきたとかで、展示されていました。

明日、5日までの催しです。