7月24日、兵馬俑・華清宮・西安城壁南門・大唐不夜城を視察(訪中団報告④)。

2024年08月2日

訪中報告です。7月24日、海江田副議長親善訪中団は、兵馬俑、華清宮、西安城壁南門、大唐不夜城を視察しました。

24日の午前は、秦始皇帝陵博物館(兵馬俑)を視察。まずその巨大さに驚いた。

兵馬俑(へいばよう)は、古代中国で死者を埋葬する際に副葬された俑のうち、兵士及び馬をかたどったもの。写真下は、始皇帝陵兵馬俑坑1号坑。
中国も学校が夏休みとあって、入場者は通常6万人が9万人に上るとのこと。
ご承知の通り未だに発掘が続けられいました。

 

 

華清宮(かせいきゅう)は、中国陝西省の古都、西安市(長安)東北約30km先、唐代に造られた離宮。この時代に排水溝や、温泉の湯の通路を張り巡らした技術はすごいものですね。

 

 

 

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西安城壁南門。中国で最も保存状態が良い古代の城壁です。説明によれば、唐の時代の長安城をもとに、明の時代につくられ、全長約14キロ、高さは12メートル。城壁には東に長楽門、西に安定門、北に安遠門、南に安寧門(京都市の下京区には安寧学区があります)。
城壁の内部に相当する部分は、まちづくりの規制があるようで、高い建物はありません。その一方、城壁の外側はもの凄く高い建物(マンションでしょうか)が驚くほどの数です。

 

 

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大唐不夜城。西安の今日における文化のシンボルの一つです。大雁塔のある大慈恩寺からのエリアで、南北に2・1キロ、東西に0・5キロ広さの商業ゾーンです。
歩行者天国になっており、道の真ん中は、唐代の建築や各種のモニュメントが配置されているし、ショーなどが催されていました。驚いたのは、毎晩12時を超えて電飾と立派な出店があり30~40万人が参加しているとのこと。