1日、臨時国会の下、水曜日の「定例記者会見」を再開。記者団の質問に答えました。

2023年11月2日

11月1日、臨時国会が開かれる下、国対委員長としての水曜日定例記者会見を再開しました。

今回は、私の方からの報告はなく、記者団からの質問に答えました。

 

 

(問)まだ参院で予算委員会続いてますが、ここまでの国会審議を振り返っての感想は?

(私の発言)感想的に言いますと、イスラエルとガザの紛争について、政府は、ハマスの行為について強く非難する点は何度も語るが、国際法違反のイスラエルに対して一言も言わないのが特徴です。人道的休戦という問題をはじめとして、国連決議でやはり国際法それから人道的にも違法であり無法であると、これ両者に対して言っているわけで、それからしても、極めて異常な発言であり答弁であると思います。
2つ目の問題は総理大臣をはじめとした答弁手法ってのは一貫してるというに思いますね。総理大臣は、「新しい資本主義」など新しい言葉は使いましたが、突き詰めていくと中身がないです。今度もそうです。新しい経済対策ということについて問われても方向性すら示さないことに表れていますね。
今度の問題の経済対策の根本問題は所信表明演説で明らかにされたように30年来のコストカットの経済対策を歴史的に転換するとおっしゃったわけだから、なぜコストカットが起きたのか、自然現象ではなく自民党政治によってつくられたものです。
いろんな言葉はあるんだが、中身がないというところに大きな特徴があると思います。結局、この政権の行き詰まりというのが明白だと思います。所得税減税の件もそうです、世論調査では65%の方々が期待しないと答えています。その上に例の副大臣の問題も出てきますからまさに政権の行き詰まりということが見えるっていうのが特徴じゃないでしょうか。

 

 

(問)副大臣の辞任もあってあの予算委員会集中審議とも検討されていますけれども、この後、委員会審議国会では今の政権運営施政をどのように追及していかれるお考えでしょう。

(私の発言)柿沢副大臣の問題は、辞任でケリという簡単じゃないと思います。政府と沈黙している自民党の責任は重大だと考えます。2つ目にですね。辞任の受理という問題です。柿沢氏本人が法に違反する行為を行ったと発言しています。報道でも区長選挙は柿沢陣営が丸抱えでやったと明らかにされている。政府にその重大性の認識がひとかけらもないと言わざるを得ない。その辞表を受理するとかしないとかじゃなくて罷免すべき話なんですよね。その重大性から鑑みて。
私は、昨日の会見で、議員としてはあるまじき行為であって議員も辞任すべきだ述べました、あらためて議員辞職を求めます。

集中審議では、政治姿勢に関わる点はもちろん、多面的自公政治の問題点を追及していきたい。沖縄における辺野古の基地の建設に関わる問題や万博の問題、統一協会の問題もあります。割当ての時間は少ないですが、多くの方々の声をお聞きして追及していきたい。

 

 

(問)ライドシェアをどう考えますか。

(私の発言)私たちとしては反対です。地方における公共交通を切ってきたのは誰かが問われなければんりません。多くの地方自治体の努力は大切です。国の責任が問われる、つまり憲法に保障されている移動の権利をどう保障していくのかですよ。国の果たすべき責任を蔑ろにし、交通運輸で働いてる方々の声を聞くでもなし、ともかく規制緩和だという方向に行くのが間違っていると思います。