民青兵庫県委が文科省に「学費値下げ」「奨学金制度拡充」で要請。//党議員団と懇談。
2023年09月9日
7日、日本民主青年同盟兵庫県委員会のみなさんが「学費値下げ、給付型奨学金制度の拡充、学生への支援強化を求める要請書」を携えて文科省と交渉。
交渉のあと、日本共産党国会議員団と懇談しました。山下芳生参院議員(党副委員長)、宮本岳志衆院議員と私。兵庫県から、こむら潤(写真私の右)、ふじすえひろみ(同じく左)両衆院予定候補、庄本悦子兵庫県議、久保田けんじ県議、練木恵子前県議、金田峰生兵庫県国政事務所長が同席しました。
民青のみなさんからは、関西学院大学、神戸大学、神戸学院大学、兵庫医科大学などで314人のアンケート結果をもとに、奨学金やバイト代などで負担しているのは「学費:19・75%」「家賃:21・34%」の実態を報告。さらに学園都・市神戸市西区6大学(神戸学院大、神戸芸術工科大、神戸市看護大、神戸市外国語大、兵庫県立大、流通科学大)での251人のアンケートでは、「食費・生活費の削減」49・80%、「勉強時間の確保が大変」34・66%であることが報告され、自由記述欄に寄せられた意見は、A4版8頁にも及びます。
民青の代表らは、アンケート結果とバイト漬けで、まともに授業が受けられない、学費を稼ぐためにバイトしている等々の声を文科省に届けました。
文科省の担当者も、学生の生の声を聞いて参考になったと応答したことが報告されました。
懇談の中では、各大学の学生要求に基づいて運動していることが補足的に説明がありました。
兵庫県の県立大学では、兵庫県出身者は学費無償だが、県外者はそうではない矛盾を捉まえ、学生誰しも「平等」に運動を進めたい。
神姫バスの学生通学の定期がないことや不便さの解消に取り組んでいることも述べられました。
学生要求実現のための運動に敬意を表しつつ、それらを更に盛り上げ、また学生の中での民青の建設についておおいに交流しました。
昨年、参院選の折、滋賀県の堅田駅前での街頭演説に応援に来てくれた高校の後輩が兵庫県の民青同盟員の一員として活動していることを嬉しく思いました。