京の風物詩、「第 17 回都ライト」。上七軒界隈
2022年12月13日
報告です。12月10日の17時半から20時まで、都ライト実行委員会による「第17回 都ライト」が、京都市上京区の上七軒通と大黒町で開催されました。
都ライト実行委員会は、「京町家に魅力を感じ、その保全を願う」有志の大学生で組織されており、2005年から上京区で行われています。
ご承知のように、この日は国会が開催されており、鑑賞に行けずじまい。
連れ合いが、「せめて写真なと」と撮ってくれました。
「都ライト」の企画は、「町家を外から照らすのではなく内側にライトをおき、格子を通じて通りに美しい光を漏れ出させます。その光を、町家の暮らしで灯されてきた灯りに見立て、その暖かさを表現しよう」と努力されています。住民の方々のご協力のもとに開催されました。
かつて、日本の商人・職人は「町家」と呼ばれる細長い木造の家を仕事場とし、住まいとしてきました。日本で唯一京都には2万件とも3万件ともいわれる町家が残っています。その風情を少しでも味わってもらえればの心意気でしょうか。