京都府立医科大学創立 150 周年記念式典に参加
2022年11月7日
報告です。5日、「京都府立医科大学創立150周年記念式典」が国立京都会館で開催され参加し、来賓として紹介を受けました(少し見にくいですが大画面写真。私のお隣は、前原誠司衆議院議員)。
京都府立医科大学は、明治5年11月に、粟田口青蓮院内に療病院を設け、患者の治療の傍ら医学生を教育したことが出発だそうで、それ以来150年。大正10年の「大学令」により京都府立医科大学を設置してから100年余が過ぎます。
鴨川を挟んで、京大、府立医大と良きライバルとしてしのぎを削り、京都府民の命と健康を守る最先端の役割を果たしています。その理念は、「世界トップレベルの医学・医療を地域へ」というもので、京町衆がお金を出し合って番組小学校をいち早く作った京都の医大らしく、祇園町などの花街の皆さんらもお金を出し合い創設したとか。その出発点から、「地域貢献」がモットーとして息づいています。
写真は、主催者の式辞を述べる竹中洋・京都府立医科大学学長。
オープニングは、大学の交響楽団と混声合唱団による奏楽と学歌「比叡は明けたり」の斉唱。
記念講演は、山極壽一・総合地球環境学研究所長・京都大学前総長が、霊長類研究の成果に立って、「未曾有の地球危機に今考えるべきこと」という大変スケールの大きき講演を行いました。