岡山県瀬戸内市、共産党長島愛生支部・日野三郎さんの逝去に哀悼の意を表します
2022年07月12日
岡山県瀬戸内市邑久町虫明、国立ハンセン療養所長島愛生園で、日本共産党の支部長を務められた、日野三郎さんが逝去されました。心からお悔やみ申し上げます。
2017年に日本共産党長島愛生支部創立70周年の際に、発行された冊子です。
私も寄稿しました。
日本共産党岡山県愛生支部創立70周年おめでとうございます。
想像を絶するような過酷な条件の中で誕生し、文字通り不屈に闘いぬいた党支部と党員のみなさんに、心から同志としての連帯のあいさつを送ります。
人間回復の旗を掲げつづけた党支部の闘いと歴史は、日本共産党の光輝ある人間解放運動の最前線を飾るものです。愛生党支部があったればこそ、元患者の人権と生活向上が進みました。党支部の存在は、私たち日本共産党員の誇りです。
私が、長島愛生園を訪れ、入所者自治会役員、党支部のみなさんと懇談し、館内放送で訴えたのは、2009年4月5日でした。「現職の日本共産党国会議員が挨拶するのは寺前巌以来です」と日野三郎さんが語ったことを思い出します。
日本共産党第23回大会で、ハンセン病違憲訴訟国賠訴訟原告団会長代行の谺雄二同志は「日本共産党は我が家」「同志は新しい家族」と発言しました。それを聞いた時の感動を、今も忘れることはできません。
また、この機会をお借りし、京都で開催した「議会制民主主義の発展をめざし こくた恵二君の国会対策委員長20年を祝うつどい」へ激励とカンパをいただいたことにお礼を申し上げます。私は、国に対して「基本法」通りの実行を求めて、“家族”の一員として奮闘する決意です。「市民と野党の共闘」を一層前進させ、野党連合政権の実現をめざすことをお誓いし、お祝いのメッセージとします。
衆議院議員・日本共産党国会対策委員長 こくた 恵二
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写真下は、2021年3月、立命館大学の平和国際ミュージアムで開催された企画展「長島愛生園の人びと~ハンセン病、隔離と希望」に足を運んだときのものです。