12日、通常国会を前に定例記者会見を始め、記者団の質問に答えました。

2022年01月13日

 

12日、国会内で、通常国会を前に今年初めての定例記者会見を行い、記者団からの質問に答えました。

記者団からの質問は「皇位継承に関する有識者会議の報告について」「文書交通滞在費について」「京都府知事選挙について」などがありました。

皇位継承に関する有識者会議については、「大事なこと」として「(天皇の退位等に関する皇室典範特例法に対する)付帯決議の議論、当時の議論を含めて、私たちは、日本国憲法に基づく天皇制という視点が必要だと一貫して主張してきた」と強調し、「(憲法の視点)その点が欠けているかなと率直に思う」と述べました。

さらに、女系女性天皇問題については「憲法の精神に基づく考え方からも女性を排除するということはありませんし、きちんと議論すべきだ」と指摘しました。

 

 

自民党の高木毅国対委員長との電話会談の内容を問われ、通常国会の開会にあたっての与野党国対委員長改題を開くよう提起したことを紹介。
そのうえで、「従来は、国会開会にあたっては、常会でも臨時会でも与野党国対委員長会談が開かれてきた」として「今度の国会は、岸田内閣のもとでの初の通常国会であること、今国会の課題とともに国会としての行政監視機能や議会制民主主義に基づく国会運営について、議論することが必要だと提起した」と述べました。

さらに、高木氏から文書通信滞在費のあり方を与野党で協議する枠組みの設置についての提案があったことを問われ、「国会で全党で議論していく必要がある。与党として責任をもって与野党国対委員長会談で正式に問題提起をすることが必要だと伝えた」と述べ、「政治とカネという問題についても政党助成金も含めて議論することが必要になってくるでしょうと話した」と述べました。

 

 

4月に行われる京都府知事選について、現職知事の出馬宣言、京都府政の評価と問題点、対立候補の擁立問題などについての質問に答えました。