特別国会開会にあたり、議員団総会。志位委員長があいさつ。参院選での勝利の決意固める。
2021年11月11日
報告です。10日、衆院議員会館内で、第206回特別国会開会にあたり、日本共産党国会議員団総会を開催。志位和夫委員長があいさつを行いました。
志位氏は、総選挙結果の全体をどう見るかについて「4年前の総選挙と比較し、政党間の力関係がどう変わったを冷静に分析することが大切」と指摘。
そのうえで「与党勢力」が比例得票数では増やしたが議席数を減らしたこと、「与党の補完勢力」が比例得票でも議席数でも減らしたのに対し、「共闘勢力」は比例得票数でも増やしたことを強調しました。
成果については、野党が初めて、共通政策、政権協力、選挙協力の「3点セット」の合意を実現してたたかった選挙だと強調。その結果、全国で59の小選挙区で共闘勢力が一本化をはかった候補者が勝利し、33の小選挙区で共闘勢力の候補者が自民党候補者の得票の90%以上を得る善戦・健闘の結果となったと力説。
さらに「岸田政権とどうたたかうか」として、「安倍・菅政治と基本において変わることのない政権であることが明瞭になっている」と述べ、3点(沖縄に対する強権政治、気候危機問題、憲法改定問題)をあげ、「国民的な世論と運動を急速に広げることを呼びかけるとともに、日本共産党は、このたたかいの先頭に立って奮闘する」と決意を語りました。
最後に、来夏に実施される参院選挙について、「党を大きくして、参議院選挙で必ず躍進に転ずるために、全党のみなさんと力を合わせて奮闘しよう」と呼びかけました。