上七軒ホテル建設断念させた住民//西陣織最高峰の爪掻本綴織工房を訪問
2021年09月1日
報告です。
くらた共子京都市会議員と、上七軒ホテル(仮称)の建設問題で、町内のみなさんと計画断念させた住民代表の方を訪ね、懇談しました。
住民のみなさんの団結した粘り強い運動が、資本をして断念させましたね。今度はもう一歩進んで、新たな宿泊施設のなどの進出を規制する「建築協定」に取り組んでおられるとのこと。
ご町内の方々と懇談していると、「西陣に住む人々の暮らしが大変になっている」こと、コロナ禍の下で、いっそうひどくなっている現状、政府のコロナ対策の無為・無策への批判が次々と寄せられました。
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綴織の技術継承を図り、綴織技術保存会「奏絲綴苑(そうしつづれえん)」工房を営む伝統工芸氏の平野喜久夫さんを、くらた市議と訪ねて、取り組みをお聞きしました。
「綴織を知り技術を身につけたいと思い、来てくれる方はどなたであれ精一杯応援したいと思ってやっている」と述べておられました。
職住一体のまち、近隣のまちの商店やお寺やの魅力をコラボして、長期滞在型、体験型の観光の新たな取り組みの抱負も語っていただきました。近くで有名な千本釈迦堂さんにも協力を得、企画とマップもつくられたたそうです。
綴れ織りで「四天王」を作成中。
織り中の多聞天が、どのような絵柄になっているのかを見せていただきました。