メキシコ国立人類学博物館鑑賞
2015年10月26日
メキシコ国立人類学博物館を見学してきました。
スペイン植民地時代以前のメキシコ先住民の民族的・考古学的遺産を多く展示しています。基本的には写真撮影自由でした。
古代のアステカ文明やマヤ文明の文化的遺産の宝庫といえるのでしょう。中南米での最も重要な博物館の一つとのことです。説明を受け一日中見学していてもよいのではという気持ちになりました。
ここにもメキシコのアイデンティティー、先住民を敬うお国柄を示しているだろうと考えました。
私も、雑誌などで見たことがある「アステカの暦石『太陽の石』」は見事という他ありません。
北村三郎教授も語られたアステカの宇宙観を示す図柄に、思わず「なるほど。すごい!」の一語でした。
この暦石の重さは24トン、直径3・6メートルの玄武岩なのだそうです。
この博物館は、ロペス・マテオス大統領、任期を終える際に、国民のために記念になるものを残したいとして、つくったものと説明がありました。