日本メキシコ学院訪問//日墨協会役員と懇談
2015年10月26日
メキシコ視察、日本メキシコ学院を訪問しました。
日本・メキシコ(略称・「墨」とします)両国友好のシンボル的存在です。
訪ねたのは土曜日でしたが、渡辺理事長、平居校長以下5人の先生方が応対していただきました。
日本コース在校生は150人、メキシココース児童・生徒数900強、合計1100名強の児童生徒が学んでいます。
楽しいのは、運動会だそうです。児童・保護者(祖父・祖母・親類)等で4000人以上集まる大イベントになっていると報告がありました。
11月2日の「死者の日」は、日本で言う「お盆」の取り組みの準備で大忙しとのことでした。合わせて交流授業にも力を入れており、「七夕」様を行ったと、スライドを見ながら様子を学びました。
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日系人を支え活動の中心となっている、「日墨協会」役員と活動拠点の日墨会館で懇談しました。
移住90周年であたる1987年に、日系社会の先達の苦労や業績を記憶にとどめるために建立された「先没者慰霊碑」に土屋品子団長が代表して献花しました。
懇談では、日本とメキシコ交流の歴史、来墨57年の思い、20数県になる県人会の活動、敷地内にある約3万冊所蔵の「漫画博物館」(京都国際マンガミュージアム寄贈)や会館運営の問題等が話されました。
外務委員会視察団から、日系人の海外移住のご苦労やメキシコ社会での活動をに敬意を表しました。
会館のなかには、錦鯉も泳ぐ日本庭園、茶室もあり、日系人、在留法人の交流の場として活用され、丁度メキシコの方々の結婚式とパーティーに使われていました。