特別展「吉兆と魔除け~怪異学の視点から~」//「伝える災害の記憶展」
2021年04月4日
京都産業大学ギャラリーで開催中の特別展「吉兆と魔除け~怪異学の視点から~」(14日まで)と、京都文化博物館で開催中の「伝える災害の記憶展」(5月16日まで)に足を運びました。
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特別展「吉兆と魔除け~怪異学の視点から~」は、東アジア恠異(かいい)学会が共催するもので、この学会は2001年に京都・百万遍の喫茶店で産声を上げた小さな学会だそうです。記録に残される不思議なことや、ものに光をあて、「怪異」の背景にひそむ国家や社会、人間の心情などを研究対象にしているとのこと。今回は、学会創立20年を記念した特別展だそうです。
ちょうどいま、新型コロナウイルスと感染症を封じ込める取り組みに全力を尽くしていますが、「疫病退散」はどの時代においても人類的な課題であったことが良く分かります。
一部「撮影可能」とのことでしたので、紹介します。
写真の手前に写るのは、新田猫(にったねこ)。鶏の身体に猫の顔です。
こちらは、「神獣白沢(はくたく)の図」です。
祇園祭りでおなじみの「ちまき」も展示されていました。
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京都文化博物館で開催中の「伝える災害の記憶展」は、同和火災の初代社長である廣瀬鉞太郎(えつたろう)氏が蒐集した災害資料1400点のうち、今回約150点を展示するもので、北は東北の三陸沖地震から南の雲仙普賢岳の噴火まで、各地の地震や火災、水害の記録が展示されています。
以下、展示されている各地の災害の資料・記録の一覧で、京都や大阪の火災・地震などの関連資料も豊富です。
「京都民報」4月4日付の記事でも扱っていますので、紹介しておきます。この機会に京都になくてはならないメディア「京都民報」をご購読ください。