京都伝統工芸大学校「第 25 回卒業・修了制作展」&「伝統工芸新人展」
2021年03月7日
京都の烏丸三条を少し北に上がった「京都伝統工芸館」では、毎年この時期に「京都伝統工芸大学校卒業・修了制作展」が行われており、今年で25回目。
今年は「伝統工芸新人展」「大家忠弘 漆芸展」も同時展示されており、多彩な分野の作品を鑑賞しました。写真は、大屋忠弘氏の作品。
京都伝統工芸大学校は、日本と京都に伝わる伝統工芸の技を学び、その技と精神を現代のモノづくりに活かし伝えることを目的とする学校で、 日本で唯一のものです。
その集大成となるのが、「卒業・修了制作展」。今年も、陶芸、木彫刻、仏像彫刻、木工芸、漆工芸、蒔絵、金属工芸、京手描友禅、竹工芸、和紙工芸、石彫刻の11専攻の様々な作品を展示されていました。写真は、木彫りの四天王像の前で。
以下、撮影可能な展示作品の一部を紹介します。
学生さんの卒業・修了作品のうち、5つを選んで投票するシステムですが、どの作品も素晴らしく、ずいぶんと迷いました。
こちらは「界」と題した作品。みなさん、発想力豊かで、ユニークな作品に仕上がっていました。