野党国対委員長会談。総務省は、接待「音声」一部認める。関係者の国会招致を要求

2021年02月19日

18日、早朝から国会内で野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催。

17日の野党国対で、自民党に文春オンラインが公開した「音声」が、総務省の秋本芳徳・情報流通行政局長本人であるかの確認を求めました。

18日、開催された予算委員会理事会における総務省側の報告を受けて、対応を協議しました。

予算委員会理事会で、総務省の原邦彰官房長が、文春オンラインが公開した会食中の一部音声について、秋本局長が自身の音声だと認めたことを明らかにしました。

原官房長は、秋本局長が「小林史明議員に関する発言は、私の音声と思われます」と認めた一方で、東北新社子会社の社長と菅義偉総理の長男・正剛氏によるBS、CSスターチャンネル等に関する発言については「記憶にありません」としていると報告。

 

 

野党国対として、報告は、到底、納得できるものではなく、事態は、これだけではすまないとの認識で一致し、再調査を行い、それに基づく再報告を求めました。同時に全容解明のため、接待側の東北新社側の社長と総理長男・菅正剛氏と、接待を受けた側の谷脇康彦・吉田正人の両総務審議官を含む4人の幹部の予算委員会への国会への招致を求め、会食の事実、放送行政がゆがめられた疑惑等について質疑でただしていくことを確認しました。

 

 

再三の協議の結果、予算委員会、総務委員会ともに与党議員の質疑だけとなり、野党議員の質疑は19日に行われることになりました。