衆院京都4区「オンライン新春のつどい」で訴え

2021年02月3日

報告です。

31日、衆院京都4区の右京区、西京区日本共産党後援会京都西地区委員会が共催で開催した「京都4区 オンライン新春のつどい」で訴えました。

司会は、成宮真理子京都府会議員が務め、吉田幸一衆院京都4区予定候補、たけやま彩子比例近畿ブロック予定候補も訴え。小池晃書記局長、田村智子副委員長がビデオメッセージを寄せました。

 

 

「つどい」の冒頭、小池書記局長のビデオメッセージを紹介。小池書記局長は、自らが質問に立った参院予算委員会での質疑の内容を詳細に報告。「京都4区で野党共闘で政権を変ようと訴えているのは、吉田幸一さんだけ。ぜひ勝たせていただきたい。そして、比例代表で日本共産党をうんと伸ばしていただき、近畿ブロックで何としても180万票の獲得、4議席の回復を」と呼びかけました。

 

 

私は、「小池さんが予算委員会で追及し、ビデオメッセージで紹介した、『質問当日、厚労省が感染症法改定案を審議した厚生科学審議会感染症部会の議事録をこっそりHPにあげた。議事録では、出席委員18人のうち罰則賛成は3人だけ。政府は、実は専門家の反対意見を押し切って改定案を提出した』という、エピソードには舞台裏があります。質問当日の野党国会対策委員長会談で、この問題が議論となり、『さっそく、今日の小池さんにやっていただこう』となった。こういう点でも野党共闘は、大きく前進しています」と紹介。

すると、会場に集まった関係者から「おお、そうか!」と驚きの声が。

そして、菅政権のコロナ対策の無為無策を批判し、日本共産党の提案として、「①PCR検査を抜本的に拡充し無症状感染者を把握・保護する積極的検査、②医療機関と医療従事者、保健所への支援の抜本的拡充を。減収補填、③自粛要請と一体に十分な補償、雇用と営業を守る大規模な支援を」を提起しており、これについては、中島岳志・東京工業大学教授が志位質問に100%賛成と評価していることを紹介。さらにツイッターで「志位さんのいうてること聞いて思うけど、共産党、もはや左とかじゃくて『ど真ん中』だな」と投稿されたことを紹介しました。

さらに、「政府の三次補正予算はコロナ収束を前提としていた段階の予算で、持続化給付金の再給付はなく、家賃支援の打ち切り、直接支援を打ち切る一方、GoToキャンペーンの実施、国土強靭化など公共事業の予算、防衛装備品の支払い前倒しなど、緊急に必要のないものを撤回し、根本から組み直すべき」と批判しました。

 

 

続いて私は、「コロナ禍を通じて見えてきた医療、介護、社会福祉制度など日本社会の脆弱さ」を指摘。「こうした中、菅政権は『自助、自立』、すなわち『自己責任』しか言わない国民に冷たい政権。こうした政権を市民と野党の共闘で倒し、国民が希望の持てる新しい日本をつくろうではありませんか」と呼びかけました。

最後に、「その展望は、どこにあるか」として、「市民と野党の共闘の前進、『オール野党』による政権交代を」と強調。「そのためにも、要としての日本共産党の前進が必要」「いま、何故、日本共産党か」として、①「国民の苦難の軽減」を立党の精神として、党支部から府・市会議員団、国会議員団に至るまで、国民の苦しみに寄り添って解決する党、②市民との共同、統一戦線で政治を変えると明記する党、③中国など、どんな大国の覇権主義とも堂々とたたかえる、日本の民主主義を代表する党と、「日本共産党そのものの姿」を端的に強調しました。

 

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たけやま彩子比例予定候補は、「今年を、新しい日本を切り拓いたといえる希望ある年とするために、みんなでつながって政治変革のたたかいを」と力強く呼びかけました。

 

 

吉田幸一4区予定候補は、「一刻一秒たりとも菅政権を続けさせることは出来ないとの思いを強くしている」と強調し、日本共産党躍進の先頭に立つ決意を語りました。

 

 

島田けい子府会議員、河合よう子・ほり信子・山田こうじの各市会議員も参加しました。