京都南座の「前進座 新春特別公演」で挨拶。粋な計らいが!

2021年01月13日

 

11日、京都南座で恒例の「前進座 新春特別公演」。午後の部(近畿の共産党後援会主催)、夜の部(京都府共産党後援会主催)で、挨拶しました。

写真は、午後の部で宮本たけし前衆院議員・大阪5区予定候補、西田さえこ衆院近畿比例ブロック予定候補とともに紹介され、挨拶する私。(午後の部の司会は、宮本氏が務めました)。
毎年行事が重なって、いつも観劇途中で抜けることが多かったのですが、今回は存分に楽しみました。

演目は、小山内薫作「息子」と狂言舞踊「茶壷」。
「息子」では、藤川矢之輔氏が演じる火の番の老爺が、親の気持ちを現すしんみりとした味が出てました。

「茶壷」は、田舎者と盗人の茶壷の所有をめぐっての争いごと。田舎者の「わがもの」との主張を盗人が真似する舞踊のアンサンブルが絶妙で笑い転げる楽しいものでした。

 

 

粋な計らいがあり嬉しい観劇となりました。「茶壷」の田舎者と盗人の台詞のやり取りの中で「こくた恵二さんの誕生日おめでとう」と入れる場面もあり、観劇の方々も大喜びでした。ありがとうございます。

 

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ごく短時間でしたが、私は、1991年衆院選挙に初挑戦した際に作成した「憲法手帳」を片手に、次のように「新年の決意」を述べ、挨拶としました。

 

 

新年おめでとうございます。ようこそ前進座公演共産党後援会観劇会にお越し下さいました。実は、今日は私の誕生日でもあります。このようにみなさんと観劇し、祝ってもらうことに感激しています。

コロナ禍の下、命と健康、暮らしと営業を守る新しい政治への転換が必要です。日本共産党の躍進で、憲法を生かした野党連合政権をつくろうではありませんか。

今年は、憲法公布75年の節目の年です。京都府知事であった故・蜷川虎三さんはポケット憲法をつくりました。私は、国政候補者になった翌年1991年、それに倣いこのポケット憲法を作成しました。

その中には、「平和のために、真実のために、何らかの役に立とうと希望するがゆえに、学問を志したのである。その学徒が戦争のために自らの生命を奪われた。これほど大きな矛盾があるだろうか。怒りと悩みと悲しみを象徴するのが、わだつみ像である」との末川博立命館大学総長の訴えを載せました。

「なげけるか いかれるか はた もだせるか きけ はてしなき わだつみのこえ」この文言は、わだつみ像に刻まれています。

戦争への道を阻むため、私は「わだつみの悲劇を繰り返すまい」を掲げ闘い抜きます。

 

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夜の部では、井上さとし参議院議員が司会、北山忠夫京都府日本共産党後援会事務局長も紹介されました。

私は、前述の挨拶をベースにして、京都の部では、学生時代に南座の東隣の氷屋でバイトをして、南座の公演の際に楽屋に氷を運び、「兄ちゃん、観ていくか」と3階で観劇した思い出も紹介しました。
写真は、司会として挨拶する井上さとし参院議員。

 

 

ご参加のみなさんに「密」を避けてご挨拶。「こくたさん、お誕生日おめでとうございます」とたくさんの方にお声かけいただきました。ありがとうございました。

 

 

前進座の南座での「新春特別公演」は、15日まで。午前の部・11時から、午後の部・14時から、夜の部・17時から、の1日3回の公演で、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を十分にとって行われています。