16日、緊急に”野国連”開催//野党合同ヒアリング
2020年01月17日
16日、国会内で緊急に野国連(野党国対委員長連絡会)を開催。
広島地検が、公職選挙法違反の容疑で、自民党の河井克行前法務大臣(衆院議員)と妻の河井案里参院議員の事務所などに、家宅捜査したこと受け協議。
両氏が国会の場で説明責任を果たすよう求めることを確認しました。 河井夫妻が15日の夜に行った記者会見は、「単なるお詫び会見にすぎず、説明責任を果たさなかった」との認識で一致。
私は、「両氏は説明責任を果たすと言いながら、国会から逃げ何らの説明をしていない。自民党として、どのように対応するのかが問われている。党として事情を聴取し、国民に説明するよう責任を持つ必要がある」と主張。 最低限、衆参両院の政治倫理審査会での弁明を自ら申し出るよう自民党の責任で行うべきことだとして、自民党に働きかけていくことを申し合わせました。
公設秘書が選挙区内の有権者に香典を渡した問題などで、大臣を辞任した菅原一秀衆院議員についても、国会の場で説明責任を果たすよう自民党に求めることを確認しました。
議論の中で、国会召集前に、検察によって辞任した前法相と妻の家宅捜索が行われ、疑惑の前経産相も説明責任果たさない、カジノ汚職疑惑で前副大臣が逮捕、「桜を見る会」疑惑で官房長官が公文書の取り扱いで違法行為を認める等々の不祥事が次々と明るみに出て、政府と自民党のガバナンスが崩壊しかかっているというかつてない異常な事態が生まれている。これらの問題の解明や説明責任を果たすことの方向性を、国会召集の前に明らかにすることが政府・与党の責任だとの認識で一致しました。
会談のあとの共同ぶら下がり会見で、立憲民主党の安住淳国対委員長は、「政治倫理審査会は、議員が汚名を晴らしたり、弁明したりするために設けられている場でもある。両氏が、自ら政治倫理審査会での弁明を申し出て、その場において、説明責任を果たすよう自民党側に働きかける」と述べました。
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国会内では、野国連で確認された、「桜を見る会」、自衛隊の中東派兵問題、カジノ汚職に関する野党合同ヒアリングが開催されました。
「桜を見る会」本部
自衛隊中東派兵合同調査チーム
カジノ問題追及本部