28日、野国連・書記局長・幹事長会談。政府提出資料の区分番号「60」は総理枠へ明白。認めよ!
2019年11月29日
28日は国会内で、安倍総理主催の「桜を見る会」に関する政府提出の資料問題をめぐり、断続的に野党国対委員長連絡会(野国連)、書記局長・幹事長会談、衆参野党国対会談を開き、協議しました。
私は、夕刻に開催した国対委員長会談の後、ぶら下がり会見で、「(政府提出資料の)招待状の区分番号『60』が総理枠であることは、関係資料から読み取れることは明白だ。自ら提出した資料さえ認めないことになれば審議は成り立たない。これは与野党の枠を超えた、立法府対行政府の問題であって、『総理枠だ』と認めることは審議の最低限の前提だ」と語りました。
衆参の国対委員長会談には、日本共産党の田村智子参院議員(参院党国対副委員長)が同席。
書記局長・幹事長会談には、各党会派の国対委員長が同席。
「桜を見る会」に反社会的勢力の出席やライフジャパンの関係者が招待されていたことついて、「到底、看過できるものではない」とし、「政府提出の資料にある招待状の区分番号「60」が「総理枠に並びに昭恵夫人の推薦者」と認めることが審議の前提だ」と確認。政府・与党に迫ることで一致(資料は写真で下段に掲載)。
書記局長・幹事長会談、並びに野国連を断続的に開催。野党が結束して闘うこと、真相究明のため安倍総理出席の衆参予算委員会の開催、招待者名簿の電子データの復原と国会への提出も求めました。
与党側は、これらの要求に対して、一切拒否しました。野党側は、政府自らが提出した資料を認めないことに厳しく抗議しました。
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(写真下は)悪徳のマルチ商法会社ジャパンライフが、商売を行うにあたって、安倍総理の「桜を見る会」に招待されたこを吹聴するチラシ。
右下に丸をしましたが番号「60-2357」 が読めますか?
さらに(写真下は)政府が日本共産党の田村智子参院議員に提出した資料。招待状の封入・発送を委託した際の「仕様書」。
「桜を見る会」の案内状を送る際の「封入パターンリスト」で、「60~63」の区分番号は、「総理・長官等の推薦者」と明記されています。