「9条こわすな!戦争させない 11・26オール埼玉総行動」で訴えました。
2019年11月27日
26日、国会から埼玉県大宮駅西口で開催された「9条こわすな!戦争させない!11・26 オール埼玉1万人総行動」に駆けつけ、日本共産党を代表して連帯のあいさつをしました。
この冬一番という寒さの中、7000人を超える参加者で、回廊が埋まりました。
小出重義実行委員長が開会の挨拶。埼玉弁護士会吉澤俊一会長、連合埼玉平尾幹雄事務局長、埼玉労連の宍戸出事務局長が連帯のあいさつ。
日本共産党からは、塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例候補(前衆院議員)が参加しました。
ゲストスピーチを五十嵐仁法政大学大原社会問題研究所名誉教授が行い、政党代表のあいさつは、立憲民主党の初鹿明博衆院議員、国民民主党の津村啓介衆院議員、社民党の福島みずほ参院議員と、日本共産党は私が行いました。
私は、2016年3月にもお邪魔したことを述べ、あらためて「オール埼玉総行動」と取組みに敬意表し、塩川鉄也・伊藤岳両氏の参加を紹介。
まず「憲法」の問題について。安倍内閣の執念を軽視してはならないとして、10月11日の衆院予算委員会において、安倍総理は、緊急事態対処、教育、合区、9条への自衛隊明記の四項目のイメージは、「私が出したのではない。私の考えは9条の改正です」とあけすけに9条改憲を狙っていると語りました。
その下で、憲法審査会で、この2年、4回の国会で、事実上「自民党改憲4項目」の提示・議論をストップさせたことは、立憲野党の団結の賜物、参院選で改憲勢力の3分の2獲得を阻止した皆さんの奮闘の支えがあったからだと強調しました。
写真下は、左から伊藤氏、塩川氏、津村氏(国民)、初鹿氏(立憲)、私、福島氏(社民)、小宮山泰子衆院議員(国民)。
次に「安倍総理の『桜を見る会』」について、ことの本質は自民党による政治買収の疑惑が濃厚になってきていることです。当初、総理は関与を否定したが、招待者には自民党枠が6000、総理枠が1000・昭恵夫人の枠もあることが明らかに。虚偽答弁は明白です。
高級ホテルで5000円で前夜祭夕食会。ホテルのパンフには、マンゴーショートケーキ3800円。どうしてそんなに安い金額で夕食会ができるのか。招待客名簿書類の廃棄は、資料要求のその日。5月9日。何でか?シュレッダーの予定が詰まっていた。笑い話にもならない。
このデタラメぶりに、野党は追及チームを立ち上げ、真相解明に努力し次々に事実を明らかに追い詰めてきた。一昨日・25日に、格上げして、全野党参加の「追及本部」を発足させました。(76人の参加・登録、8つのセクションで真相究明を行う決意を固めた。)
(その最初の仕事が)皆で知恵集め、共通のチラシ作成。新年の神社前でも配布しよう。エンドレスの闘いだと本部結成にあたっての意思を表しました。
「全ての道はローマに通ず」との言葉あり。「全ての悪は安倍政権に通ず」と言っても過言ではない。(暮らしと営業を破壊する消費税10%増税。税金を私物化し公選法、政治資金規正法違反の疑いの「桜を見る会」。安倍総理の肝いりで始まった、ベネッセを儲けさせるための政官財のトライアングルによる高校生の未来を奪う「大学共通」テスト。関電原子力マネーの還流。これほどの悪行を続ける安倍自公政権をいよいよ打倒しよう)。
「全てに道はローマに通ず」は格言として、「真理というものはどのような道を通ろうとも必ず行き着くものだ」とあります。紆余曲折はあろうとも、真理は勝つ。 「オール埼玉行動」の皆さんの活動を「野党は共闘」から「野党は連合政権」とスローガンへ発展させましょう。
安倍政権打倒を実現し、希望ある新しい政治に行き着こうではありませんかと結びました。