18日、緊急野国連開催。安倍首相は衆参の予算委員会に出席し説明せよ。
2019年11月19日
18日、国会内で野党国対委員長連絡会(野国連)を開催。
緊急に開催したのは、15日に安倍首相の行ったいわゆる「ぶら下がり会見」のあまりのひどさにキチンと自民党にモノ申すことが必要と判断したからです。
安倍首相は、メディアに事前連絡もなしに突然会見し、かつ『桜を見る会』に関わる疑惑について予算委員会など国会での説明が求められていることに対して「政府として出席し説明するのは当然」などと発言しました。やり方も内容的にも疑惑に答えようとするものではありません。だいたい自民党が予算委員会の開催に応じようとしないことは自民党の総裁としての無責任の極みではありませんか。
野国連では、この事態を重く見て、あらためて、首相の出席の下での、衆参予算委員会の集中審議の開催を要求し、今週予定されている参院本会議(20日)や衆(20日)参(21日)の内閣委員会などの場で徹底追及することを確認しました。
直ちに、安住氏が自民党森山裕国対委員長に申し入れました。
野国連終了後、安住淳・立憲民主党国対委員長、原口一博・国民民主党国対委員長と私が、共同会見に応じました。
安住氏は、安倍首相が「桜を見る会」前日「前夜祭」に地元の後援会800人余が参加したことに触れ、「前夜祭は後援会の行事であることは明らか」「収入と支出を政治資金報告書に記載しないことは許されない」「疑惑は深まっている」と述べ「安倍首相が出てきてしゃべってもらう以外にない」と強調しました。
なお、内閣委員会において、安倍事務所の会計責任者と「前夜祭」が開催されたホテルの関係者を招致を求めることも確認しました。