達増岩手県知事が、共産党を訪問。親しく懇談。
2019年09月22日
20日、9月8日投開票で行われた岩手県知事選挙で再選(4選)を勝ち取った達増拓也知事が、日本共産党国会議員団控室を訪問。
達増選対最高顧問の小沢一郎衆院議員(国民民主党総合選対本部長相談役)、木戸口英司・同選対本部長(参院議員)、横沢高徳・同選対本部長代行(参院議員)がそろって参加し親しく懇談。
日本共産党からは、志位和夫委員長、小池晃書記局長、私が応対しました。
まず、志位委員長が達増知事に「ガーベラ」の花束を手渡し、ともに勝利を喜びあいました。
達増氏は「おかげで、最高の得票率を出せました」と選挙戦結果を述べ県民と支援の方々への謝意を表明しました。
志位氏が「岩手は、『市民と野党の共闘』の源流の地、野党の結束の力ですね」と語りました。達増氏は「共闘は非常に大きなパワーになることが示されたと思う」と応じました。
さらに、4年前の知事選挙、三年前の参院選・木戸口氏の勝利、今年の参院選での横沢氏の勝利、今回の知事選と4連勝ですねと共闘の深まりと勝利を交歓しました。
志位氏が、憲法13条の幸福権追求を復興の原則に据えてきたわけを尋ねると、達増氏は「何を被災者のみなさんにすればいいのかを考えた時、命がただ助かればいいというものでも、お金で済むような問題でもない。その中で『幸福』の言葉が湧き出てくると同時に憲法の基本的人権の原点もそこだった」と述べました。
志位氏も「野党共闘の原点・共通項も憲法13条の個人の尊重だ」と強調。達増氏は「震災や沖縄米軍基地問題のような生きるか死ぬかの問題に真剣に向き合うと、その辺りに結論が見えてくる」と、野党共闘の憲法の精神に行きつく必然性についても述べ、一同が確信する交流となりました。
志位氏は、「野党で政権を取ろうと立憲各野党に呼びかけています。一緒に国の政治も変えていきましょう」と訴えました。