第32回「下鴨納涼 古本まつり」
2019年08月17日
台風一過の16日、恒例の「下鴨納涼 古本まつり」の最終日に足を運びました。
「糺の森」と言えば、まず目に入るのが「第一蹴の地」とかかれた石碑。下鴨神社では、毎年1月4日に「蹴鞠初め」が行われますが、1910年9月10日、この石碑がある「糺の森馬場」にて、関西で初めてのラグビー戦が、旧制第三高校(現・京大)と慶応義塾の間で行われました。
昨年には、京都で「ラグビーワールドカップ2019」の組み合わせ抽選会が行われ、「第一蹴の地」を各国代表が視察、その後、ワールドカップの王者の証「ウェブ・エリス・カップ」も到来。その写真も飾られていました。ポスターには、「4年に一度じゃない 一生に一度だ」のキャッチコピー。なかなか考えられていますね。
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昨日の「古本まつり」は台風のために中止に。テントを低くしてブルーシートで被って難をやり過ごしたとか。今日もスタッフの皆さんは、汗だくでした。お疲れさまです。
いつも立ち寄る竹岡書店では、竹岡社長と近く「資本論」の新刊本が発行されることが話題になり、「発刊を記念する講演会も行って、ぜひ、多くの方に普及したい」とお話しすると、「新刊本が売れることにより、古書への注目が高まれば」など、話が弾みました。
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今後の企画紹介です。まず9月27~29日、「京都まちなか古本市」。
今年の「秋の古本まつり」は、10月31~11月4日、百万遍知恩寺にて。
来年、2020年の一連の企画は、こちらです。