野党統一候補、10選挙区で勝利・躍進!共産党は7議席獲得
2019年07月24日
21日に投開票された参議院選挙、32の1人区で、10選挙区で、野党統一候補が勝利しました。改憲勢力の3分の2を阻止し、安倍首相の改憲策動に痛打を与えました。
6年前の行われた参院選での野党の獲得議席は 2議席ですから、躍進、大きな成果です。まさに市民と野党共闘の共闘が重要な役割を発揮したことを明確に示しました。
私は、統一候補の必勝を期して、いろいろな選挙区をまわりましたが、市民と野党共闘の進化・深化を実感したことを実感しました。
日本共産党は、選挙区で、定数2の京都で倉林明子さん、東京で吉良よし子さんの再選を勝ちとり、埼玉で21年ぶりに伊藤岳さんが勝利しました。大阪ではたつみコータローさんが大健闘・大奮闘したものの敗れました。比例では、小池晃、山下よしき、井上さとし、紙智子の4氏が当選し、合計 7議席を獲得しました。
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岩手県・横沢高徳氏(無所属・元パラリンピック選手)。私は15日に盛岡市での「野党共同街頭演説」で訴えました。
横沢氏は「多くの県民の願いが結集し、勝利につながった」と述べ、「みなさんの声を必ず国会に届ける」と表明。日本共産党の菅原則勝県委員長は「自民党と官邸からの攻撃を打ち破ったのは大事だ。岩手の野党共闘をさらに広げていこう」と語りました。
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宮城県・石垣のりこさん(立憲民主党公認・元ラジオ局アナウンサー)。石垣さんは「私はこれからも一市民、一生活者です。一緒に壁を乗り越えていきましょう」と呼びかけました。
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秋田県・寺田静さん(無所属・元国会議員秘書)。現職の自民党候補が「イージス・アショア」の配備を押し付けようとするのに対し、寺田さんは、配備反対を訴え、激戦を制しました。「力でねじ伏せる政権のやり方はおかしいという、県民の思いの発露です」と語り、「何としても配備を阻止できるよう全力をそそぎます」と力強く決意表明。
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山形県・芳賀道也氏(無所属・元山形放送アナウンサー)。芳賀氏は「『なんとがさなんね(なんとかしなければならない)』と思う市民一人ひとりの結集の力で勝利することができた」と述べ、「若者の4割が非正規雇用という現実から雇用の安定を図り、家族で続けられる農業を支援したい」と決意を語りました。
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新潟県・打越さくらさん(無所属・弁護士)。自民党現職に4万票余りの差をつけて当選。打越さんは「権利力にすり寄り、上ばかり見る尊宅政治か、弱い人や地方が取り残されない政治かのたたかい。草の根の県民の声の勝利」と述べ、「しっかりと受け止めて、素晴らしい新潟を再生したい」と決意表明。
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長野県・羽田雄一郎氏(国民民主党公認・参院議員)。羽田氏は「市民と野党が結束した勝利」と述べ、「国民生活の向上、豊かな社会を子どもたちにつなぐために協力し合いたい」と表明。日本共産党の鮎沢聡県委員長は「共闘の力で安倍一強を倒せる希望を発信できた。県民の良識と民主主義の勝利」と述べました。
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滋賀県・嘉田由紀子さん(無所属・元滋賀県知事)。嘉田さんは「野党共闘という新しい勢力をつくらないと、子どもたちの未来が大変に危ない。憲法問題、原発問題、そして日々の暮らし。この瞬間を夢見てきたのでうれしい」と語り、「政策本位の結集だった。日本の政治史上でも大変重要な転換点だと理解している」と述べました。
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愛媛県・永江孝子さん(無所属・元衆院議員)。永江さんは「この選挙はみんなの選挙」と強調し、「新しい政治が生まれてくる信じて力を貸してくださいと訴えてきた」と述べ、「みなさんの声、思いを背負って、しっかり仕事をしたい」と表明。
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大分県・あだちきよし氏(無所属・元朝日新聞社員)。3年前に続き、市民と野党共同候補が自民党候補と一騎打ちとなった激戦を制しました。あだち氏は「草の根に支えられ、加えて組織の力の両輪でたたかい勝つことができた」と述べ、「現場や地方を大事にする政治、県民の期待に応える政治を国政の場でしっかりやっていきたい」と決意表明
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沖縄県・タカラ鉄美氏(無所属・琉球大学名誉教授)。私は、公示日の4日夕刻と5日に街頭から訴えました。
自民党候補との一騎打ちを制した「オール沖縄」のタカラ氏は、当確直後の会見で「沖縄の民意をバックに、大いに論戦に挑んでいきたい」と決意表明し、翌日は、辺野古ゲート前を訪問し、座り込みを続ける市民のみなさんと勝利の喜びを分かち合いました。
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