淀川水系河川整備促進大会
2019年05月26日
報告です。
20日、大阪市内で開催された淀川水系河川整備促進大会に秘書の永戸辰夫さんが代理出席し、紹介されました。宮本岳志前衆院議員、倉林明子参議院議員(代理)も参加しました。
以下は、永戸さんの報告です。
この大会は、淀川水系に関連する51市町村が主催して開催されたもの。戦後最大規模の洪水となった台風18号や一昨年の台風21号、昨年の7月豪雨災害など、気候変動の中で起こる大規模な被害に対し、河川整備を促進することを軸に淀川水系全体の治水安全度を高めるための「緊急要望」をとりまとめました。
とくに、淀川水系は、①琵琶湖をかかえる水系であること、②宇治川、桂川、淀川とも上流部にそれぞれ狭さく部をかかえ、上流、中流、下流のバランスをとりながら整備する必要があること、③この三川が合流し、その下流は緩やかな平野部で都市部になっているなど、3つの条件的困難をかかえているだけに、より緻密な整備計画を策定し、計画的に整備を促進する必要があります。現在、これまでの整備状況に対する「検証委員会」が重ねられており、近々淀川水系全体の「河川整備計画」を変更する議論がなされています。
天ヶ瀬ダム再開発や大戸川ダムなど、一部見解の違う意見表明もありましたが、全体として河川の計画的整備により住民の命と安全を守ろうとする重要なもので、今後もその進捗を注視していきたいと思います。