京都冬の風物詩 千本釈迦堂「大根焚き」
2018年12月9日
8日、大阪・高槻市での決起集会を終えて、一路、京都に戻り、地元の、千本釈迦堂(大報恩寺)で開催されている「大根焚き(だいこたき)」にお邪魔することができました。毎年、京都にいるときは、楽しみにしている冬の風物詩です。今年もほんとうに多数の老若男女が訪れていました。
ちょうど東京では、「大報恩寺展」も開催されました。ご住職の菊入諒如さんにごあいさつしました。
大根焚きは、12月に入ると京都市内の寺院で開催されています。由来は、お釈迦様が悟りを開いたことを喜び感謝する行事でしたが、時代を経るうちに、お釈迦様が悟りを開いた12月8日頃に、大根を油揚げと一緒に大釜で焚き、仏前に供え、参拝者に振る舞う行事へと変わったようです。大根焚きには、塩で煮込んだ大根を油揚げとともに醤油で煮込まれます。大根に梵字を入れて焚く寺院もあるようです。
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大根の大きいこと、三切れなのですが、一本分に相当するのではないかと思うほどです。
寒さが身に染みるようになるこの季節に、心も体も温まります。ごちそうさまでした!
境内には、故蜷川虎三元京都府知事の寄贈した燈籠もあります。