29日、6野党国対委員長共同会見、憲法審査会開会強行に抗議
2018年11月30日
29日、衆院憲法審査会は、与野党の合意が得られない中、森英介会長(自民党)が職権で開きました。中谷元氏ら自民党の幹事を、新藤義孝氏らに変えることも強行しました。
この事態を受けて、6野党の国対委員長は、自民党の森山裕国対委員長に厳しく抗議。森山氏は「国対の力が及ばなかった」と述べました。
その後、6野党会派の国対委員長と憲法審査会の幹事会メンバーがそろって会見を行いました。
憲法審査会の赤嶺政賢議員は「首相が音頭を取って審査会に圧力をかけてきた。その結果、異常事態が起きている。安倍暴走政治の表れだ。安倍政権に改憲を議論する資格があるのか」と発言しました。
私は、「安倍首相が所信表明で改憲の号令をかけ、憲法審査会で自民党案の『説明』を何としてもやると指示したことによって起きている異常事態だ。問題は首相の指図のままということだ。首相自ら憲法を政局化しようとしていることは許しがたい」と強く批判しました。
国対委員長と憲法審査会メンバーが、各々発言しました。