25日、「伏見区議会報告演説会」3カ所に駆けつける
2018年11月30日
遅くなりましたが報告です。
25日は、京都市伏見区で開催された3カ所の「議会報告演説会」に駆けつけ、国会報告と来春の統一地方選挙と参議院選挙での躍進を訴えました。
午前中の2か所(向島小学校と向島南小学校)では、馬場こうへい京都府会議員と赤坂ひとし京都市会議員が訴えました。
私はまず、「どこに日本共産党の値打ちがあるか。なぜ日本共産党を伸ばす必要があるのか」と問いかけ、二つの角度からその内容をお話ししました。
第一は、府・市会における日本共産党の値打ち、実績についてです。この点については、民泊とまちづくりの問題、敬老乗車証の5年連続値上げストップの問題など、「地域住民と問題解決に向け一緒に運動し、声を届け、解決に向けて粘り強く運動する。そこに日本共産党議員団の値打ちがある」と強調。同時に、災害問題について、「さすが18名の京都市会議員団。雨漏りなど一部損壊に対しても50万円の補助を実現してきた。こうした議員団は全国でも少ない」と紹介しました。
また「行政のチェックも議員団の重要な役割」と指摘し、「人口が減る中、そもそもJRがつくると言っていた9兆円ものリニア新幹線建設を財投資金で国が肩代わりしてやる。2兆円もかける北陸新幹線の延伸計画。事前のボーリング調査で、左京区の水道管を壊し大きな被害が出ているが、こんな新規の大型開発、税金のムダづかいにきっぱり反対し、税金は防災・減災対策、地域密着型の公共事業や暮らしの予算に使えと声を大にする党議員団がどうしても必要」と訴えました(写真は、2ヵ所目の会場。赤坂市会議員が長年教師として勤めた向島南小学校)。
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第二に、「自民党の政治と正面から対決できる日本共産党が必要」と強調。「1999年、労働者派遣法で、業種の拡大に際し、伏見でお世話になり、私の先輩議員であった寺前巌さんが、この法を導入すれば、非正規労働者が増え、それが『沈め石』となって、労働者の低賃金状態に拍車がかかる」と指摘したことを紹介。「いまや政府の『労働白書』でさえ、『非正規が増えたことが、低賃金の状態が生まれた理由』と認めている。20年前の寺前さんの指摘が正しかったことが証明されたではないか」「その『沈め石』の役割を、今日新たに担わそうとしているのが、国会で焦点になっている外国人労働者の受け入れ問題」として、「技能実習生」のおかれている劣悪な状態、人権侵害の状態を指摘しました。
また、沖縄普天間第二小学校への米軍ヘリの窓枠落下、保育園への部品の落下に触れ、「この対策のため、米軍ヘリが上空を飛ぶ時には監視員が児童の避難を誘導している。その回数が今年に入り700回以上。こんなことをするくらいなら、授業中には米軍ヘリを飛ばすなと申し入れすればよいではないか」と力をこめました。そして、根底にある日米地位協定について、「故翁長知事の尽力により、日米地位協定の抜本改定を、今日では全国知事会が決議するまでになっている。これは、1972年の沖縄返還以来、日本共産党がただ一人要求し続けてきた問題だ」と指摘し、「粘り強くたたかえば必ず世論は広がり、変えることができる。いまこそ、財界言いなり、アメリカ言いなりの政治の根本にメスを入れることができる日本共産党を伸ばし、伏見区から新しい政治を切り開こう」と呼びかけました。
最後に、市民と野党共闘の前進に触れ、「その要である日本共産党の躍進。統一地方選挙でのばば府議、赤坂市議の勝利とともに、続く参議院選挙での日本共産党の躍進、定数2の京都選挙区での倉林明子さんの再選を」と訴えました。
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午後は、藤森小学校で、やまね智文市会議員、西山のぶひで伏見青年学生対策委員長・府会予定候補が訴えました。